花粉症について
花粉症とは
意外と知らない花粉症の知識! 花粉症の症状には主にくしゃみ・鼻みず・鼻づまりがあります。その中でも見逃されがちなのが鼻づまりです。花粉症患者さんの約9割の方に鼻づまりの症状が あるといわれています。花粉症をよく理解し、早めに対策をしてシーズンを快適に乗り切りましょう。
花粉症の原因?
花粉症は、スギなどの花粉(抗原)が原因となって起こるアレルギー疾患の一つです。特にスギ花粉症は冬の終わりから春にかけて、毎年、くしゃみ・鼻みず・ 鼻づまりなどの症状で多くの人を悩ませています。日本では、スギのほかにもヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなど約50種類の植物が花粉症を引き起こすとされています。

主な花粉症植物飛散カレンダー(関西地域)
花粉症の原因となる主な植物の花粉飛散時期の一覧です。
関西地域の花粉症原因植物とその花粉が飛散する時期を把握して早めに対策をしましょう。

花粉症にはどのような症状が見られるの?
花粉症の3大症状は「くしゃみ、鼻みず、鼻づまり」です。
異物が鼻から侵入すると、その異物を外に追い出したり体内に入りにくくする為の生体防御反応として「くしゃみ、鼻みず、鼻づまり」が現れますが、アレルギー反応によってそれらが過剰に発現するのが花粉症の症状です。

見逃されがちな「鼻づまり」
これらは「鼻づまり」が原因でおこる可能性のある主な症状です。
鼻づまりは自覚症状として認識されにくいため、実は鼻づまりがあるのにご自身では気づいていない場合があります。

花粉症の治療
初期療法で早めの治療を!!
花粉が飛びはじめる前、もしくは症状が軽いうちに治療を始めることを初期療法 といいます。 初期療法をおこなうと、症状が出るのを遅らせたり、症状を軽くしたりできる可能性があります。

症状に合わせた治療
花粉症は、症状の特徴によって、くしゃみ・鼻みずだけがある「くしゃみ・鼻漏型」、鼻づまりがある「鼻閉型」、全ての症状が同じくらいある「充全型」に分けられます。 ご自身の症状タイプを確認し、症状にあった治療を早めに先生に相談しましょう。
主なアレルギー性鼻炎のお薬
- ①くしゃみ、鼻水の薬:
ある程度鼻づまりにも効果がある。
第一、二世代抗ヒスタミン薬- ②鼻づまりの薬:
- ⅰ)主として鼻づまりに効く薬:くしゃみ・鼻水にもある程度効果がある。
抗ロイコトリエン薬、抗プロスタグランジンD2・トロンボキサンA2薬
ⅱ)鼻づまりだけに効く薬:作用時間が短い、薬剤性鼻炎に注意
点鼻の血管収縮薬- ③全体的な薬
- Th2サイトカイン阻害薬、ケミカルメディエーター遊離抑制薬、鼻噴霧用ステロイド、経口ステロイド薬
- ④その他
アレルゲン免疫療法、抗原の除去・回避、目の症状に対しては点眼薬
花粉症対策
スギ花粉を避けるために日常生活で気を付ける事
治療を行っていても、原因となる花粉は空気中にたくさん含まれています。症状の悪化を防ぐためには、花粉をできるだけ避けるように日常生活で工夫することが大切です。
- 花粉情報に注意する。

- 飛散の多い日の外出を控える。
- 花粉が付着しやすいので、表面がけばだった毛織物などのコートの使用は避ける。
- 帰宅時、髪の毛や衣服をよく払ってから入室する。洗顔やうがいをし、鼻をかむ。

- 飛散の多い日は戸や窓は閉めておく。換気の時は窓を小さく開け、短時間にとどめておく。
- 飛散の多い日のふとんや洗濯物の外干しは避ける。

- 掃除を励行する。特に窓際を念入りに掃除する。
ダニ対策として日常で気を付ける事
ハウスダストやダニによるアレルギーには、掃除や寝具の洗濯によるアレルゲンの除去が大切です。
- 掃除機掛けは吸引部をゆっくりと動かし、1畳あたり30秒以上時間をかけ、週に2回以上行う。
- 布張りのソファー、カーペット、畳は出来るだけやめる。
- ベッドのマット、布団、枕にダニを通さないカバーをかける。
- ふとんは週に2回以上干す。困難な時は室内干しやふとん乾燥機で、ふとんの湿気を減らす。週に1回以上、掃除機をかける。
- 部屋の湿度を50%、室温を20~25℃に保つように努力する。
- フローリングなどのほこりの立ちやすい場所は、拭き掃除のあとに掃除機をかける。

