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咳喘息  

H29.11.

咳喘息って、ご存知ですか?最近患者さんが増えています。気管支喘息と何が違うのでしょう。

 

気管支喘息は、空気の通り道である気管支が何らかの原因で炎症を起こし過敏になることで腫れたり痰がでたりして狭くなり、発作的に呼吸が苦しくなると同時に、咳が続く慢性疾患です。原因は、アレルギー、感染症、いろいろ説はありますが、はっきりしたことはわかっていません。


大きな特徴としては

◍喘鳴(ぜんめい):「ヒューヒュー」「ゼーゼー」といった音

◍発作時の呼吸困難

◍息苦しい

◍痰が多い

などの症状がみられます。

一方、咳喘息とは、23週間、ひどい時は数ヶ月、慢性的に咳が続く気管支の病気です。春や秋など特定の季節に症状がひどくなる場合もあり、アレルギーとの関与も指摘され、患者数は年々増加しています。

大きな特徴としては

◍空咳:痰を伴わない咳。乾いた咳。

◍喘鳴や呼吸困難はない。

などの症状がみられます。

咳喘息も長期にわたると、筋肉痛がおきて胸部痛を生じたり、睡眠を確保できなくなったりします。また約3割の人が気管支喘息に移行すると言われているので、早めに治療を開始することが大切です。

咳喘息の治療は、気管支喘息と同じように、気道の過敏な状態が続いていることから、通常の風邪薬や抗生物質、咳止めは効きません。
気管支喘息の治療と同じように、吸入ステロイド薬気管支拡張薬が効果を示し、気管支喘息へ移行する可能性を軽減できます。
また、患者さんも同居の方も禁煙が必要です。

咳が長引く場合は、我慢せず、早めに受診して、適切な治療を受けましょう!


 

参考資料:日本呼吸器学会の咳に関するガイドライン第2
およびホームページ

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